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失った宝物が見つかった時の幸福感とか、喪われた時間からの贈り物とか、ベタはベタベタだが普通に感動ものだねー。
以下、ファンは読まないで。
俺の感動を一番阻害した要因。
ずばり、俺の駄目な妄想。
「ふたりで、外に出よう。ずっと一緒だから」
憎い。
今の今まで娘のことを思い出すこともなく、ことみの側にいるあの男が憎い。憎い。娘を誑かし肝心の時に見放したあの男が憎い。憎い。そして今、何食わぬ顔で私たち家族の庭を散らす、この世界で最も穢れた男が最愛の娘と連れ添っている。ああ神よ。あなたは私たちを嘲笑っているのか。世界を美しいと表した私たちを。これは私たちに与えられた罰なのか。
憎い。
もはや、近くにいようと娘は私たちを感じられまい。理不尽。限りない愛の言葉も相手に伝わらねば意味はない。この無力な我が身が憎い、憎い。
とかなんとか。
しかも、家の門で朋也くんを迎え撃つシーンが頭に浮かんでて。
親父さんの手紙で、感動より先に罪悪感でいっぱいだ。
勿論、その後クマさんが「うん、待たせたね、ことみ」とか言い出すシーンで自分の更なる下劣さを思い知った。
いや、ちゃんと普通に感動したって!
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