空色妄言ゴシックブルー - 空ろの箱と零のマリア

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もう

ループものだけど絶望風味は緩い。
2万回×約3日で軽く十数年過ごしているはずなのにえらく逆境に強いヒロインのせいでもあるけれど、根幹の仕組みとか背後の人とかが少年少女かつ全力で小物臭漂わせるモノのせいか。
中盤での「人数減のルール」発覚、「設定改変リスタート」は良い緊迫感だったが。

展開はヒーロー・ヒロインがタッグを組んで進めていく王道で大分のめりこめた。キャラ立ち大事。

ただ、おまえら解決した場合のことも考えろ。
明日の敵は今日から味方。地獄兄弟のノリ。血を拭いながらビシッとサムズアップ。
マリアにしろ(自称)普通の主人公一輝にしろ、なかなかに本性は変態的。

ちょい心象マイナスだったのは、謎解き説明にスピード感が足りなかったのと、あとは恋する少女
がもう存在しているだけであとは空気だったところではないでしょうか。
あの子には悪いがどうあってもその頑張りは報われねぇ・・・。
<オマケ>

「確かにその願望機は魅力的だ。その誘惑に惹かれることもあるだろう。
だが、俺はそんなものは使わない。俺がヒトの世界で生きるために」
「貴様・・・」

「俺はヒトだ。卑小な存在であろうと決して無力ではない、ただの人間だ!
願望はある。いくらでもな。だがそれはヒトである俺がヒトの手をもって為すべきことだ。
故に! 貴様のような邪悪に『託す』願いなど、無い!

いくぞ、冒涜の神よ。−−変身!


<オマエ>

マリア「叶えたい願いは無い、と?」
一輝「ううん、違う。願いはあるよ? でも僕のそれは世界をどうこうするようなものじゃない」
マリア「・・・」

一輝「マリア。この続く時間を、君に、そばにいてほしい。この想いを『君が』叶えてほしいんだ」

答えはわかりきっていた。もはや聞くまでも無い。
故にこの告白はやや卑怯な手だったが、それでも口に出して伝えたい想いがあったんだ。
−−ともに生きよう、と。明日へ続くこの日々を。

そうして僕はゆっくりと、時間を噛み締めてマリアを抱きわっふるわっふる

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