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「久しいな、大十字九郎、アル・アジフ」
「馬鹿な・・・・・・。 な、汝は!」
「マスター・・・・・・テリ、オン」
「いかにも」
断罪の刃を前に、背徳の獣が降り立つ。
獣は嗤う。
「余が此処にいることが余程不思議らしいな。 ・・・・・・そう困った顔をするな。
そもそも、前回までは幾度となく生誕と死滅を繰り返した。
今更、一度や二度の復活など問題にもなるまい」
「・・・・・・」
嘲るような、軋んだ笑みを浮かべながら。
だが、
「だが、」
一拍の間。
「余も、あの歪んだ永劫は、悪意の循環は終わったと、救われたと思っていた。 フ、どうあってもアレは余には逃れえぬ悪夢だったわけだ」
そこには、軋んだ嗤いは消え、ただ永劫に磨り減った罪人の姿があった。
希望は無く、永劫の絶望を経て、摩耗し壊れた金色の異形。
「さぁ、どうした大十字九郎? 滅ぼすべき邪悪はここにいるぞ。 その刃を抜くがいい」
「どうしても、やるってんだな・・・・・・」
「余は・・・・・・渇いたり。 余は・・・・・・飢えたり!
もはや、余にはそれ以外の目的も、意味もない」
「わかった……。いくぞ、アル」
そうして戦いを決意した。
その再会は、再び幕を開ける永劫の戦いの再開。
ウロボロスの環に捕らえられた宇宙で、幾千もの永劫に渡り繰り返された、殺し愛。
* * *
「憎悪の空より来たりて」
「正しき怒り胸に」
「「我等は魔を断つ剣をとる」」
顕現するは白き鋼鉄。
出来損ないの鬼械神にして、物語の決着をつける無敵のデウス・エクス・マキナ。
――その名を
「「汝、無垢なる刃。デモンベイン!」」
邪悪を断つ神殺しの刃。
* * *
「ふははははっ! それでこその大十字九郎だ! それでこその神殺しの刃だ!
・・・・・・エセルドレーダッ!!」
「イエス、マイ・マスター、御前に。
・・・・・・いつまでも、何処までも」
「いくぞ、エセル。 恐らくはアレだけが、僕たちを解放できるただ一つの存在なんだ」
……彼女は憎む。自分にその手段がないことを。
出来ることは一つだけ。
ただ、彼女の主に応えることだけ。
* * *
顕現させるは赤き鋼。
敵を排するの最高の鬼械神にして、物語を司る最強のデウス・エクス・マキナ。
――その名を
「往くぞ、――リベル・レギス!!」
法の書を冠されし、因果に捕らわれた赤い荒神。
* * *
「では踊ろうか、大十字九郎。 運命の示すがままに!
邪悪に彩られた協奏曲を!
慈悲深き破滅の輪舞曲(ロンド)を!!」
「マァスタァァテェリオォォンッ!!」
・・・・・・ぶっちゃけ、真ゲッターロボ・世界最後の日をモチーフにやってみたかったり。
「ふ、とりあえずよく来たと褒めておこうか、マスター・オブ・ネクロノミコン、神殺しの刃、大十字九郎!」
「うるせぇっ! 俺はお前が何をしてきたか、忘れちゃいねぇ!」
「そう、それに・・・」
「てめぇは、どの道死ななきゃならねぇ。 だったら、今度こそこの俺の手で!」
「・・・・・・」
「・・・ふ、我が母の時もそう言ったのか」
「だっ!黙れぇぇぇええええっ!!!」
燃えもの+鋼鉄ものという共通点あるし、もうちょいいけねぇかなぁ。
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