空色妄言ゴシックブルー - んでもって連発

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■[駄文、一発ネタ]んでもって連発 はてなブックマークに追加カウント タグ:締めスライド閉め

 勢いのみ、ネタ思考5分、作成15分!
 九朔×ブラッドなやつの続き。 SS2。 ふはははは、知り合い読んでたら夜逃げするところだな、コレ。
 順番変更で二番目に。

 とりあえず、PCゲーの15歳以上推奨ってこんな感じ?
 オレ、シラネ。

 おらおら〜、エロいなんざ書けねーよぅ!!
「それで、具体的にはどうすればいい? 名でも教えればいいのか?」
「名はもちろん聞くわ。 でも、頂くのは血。 言ったはずよ、血こそは我が魔術。 貴方の血を以って契約して貰うわ」
「・・・・・・致死量でなければよいのだが」
「そこまでの量は取らないわよ。 死なれても困るし」

 ふむ、ならば、と軽く親指の指先を切りつけようとした時、何故か少女が妨害した。 鼻をつついてた指先を口先にもってくる。

「あら、ちょうどいいくらいの血が出てるじゃない」

 そうか、先ほどの戦闘での負傷があったか。 確かに口内を切ってはいるが・・・・・・
 身を乗り出してくる少女を見ながら考える。

「ふむ、分量としてはわかった。 が、取り辛いだろう。 指先を切る方が早い」
「いえ、こっちの方が早いわよ・・・・・・?」

 言うより早く、少女は指先で唇をなぞる。
 何を考えてるか理解してしまった。 えーと、つまりは・・・・・・その、吸い出すと?


「ま、待て! なに考えてるっ!! 待て待て!! いや、確かに早いがっ! 早いけどっ!!」
「ちょっと、暴れないでよ。 とっても理論的でしょ?」
「理論的だけどっ! それ以前に、倫理的にっ! あと気持ちの問題がっ!」


 目前、鼻先が触れる。 頭の中はもう真っ白だ。

 後ろに押し倒される。 敵とか味方とか、そういうことを考えるよりもシンプルな思考が脳を埋めてゆく。

 至近から感じる視線。 きっと顔は既に真っ赤だろう。 もう彼女の目を見れない。 視線は唇に向けられたまま外すことが出来ない。

 彼女の両手は、自分のうなじに回されていて、それ以上の言葉を拒み。


「あ・・・・・・」


 最後に漏れる言葉を計っていたのか、開けられた口に深く、深く入り込んでくる。
 柔らかい感触、芳ばしい華の香り、恍惚とした情感。 全てが感覚を、思考を狂わせる。


 長く、長く、奪われ、奪い、深く、深く。


「んあ、・・・・・・は・・・・・・ぁ・・・・・・」


 貪欲に貪りあうようなイメージ。 目的なんて、最初に触れた時点で飛んでしまった。
 ただ、思うままに、抱きしめ、吸い付き、その快楽を分かち合う。

 だけど。

 苦しくなった。 呼吸、そう、呼吸を忘れている。 酸素が欲しい。 空気を吸い込みたい。 離れられない口から、入ってくるなにかと出ていくなにかの間から、相手の空気を奪おうとして・・・・・・


「んく、・・・・・・あ・・・・・・」


 何か、血と何かが混ざったものが、喉の奥を通っていく。

 荒い呼吸で酸素を吸い込む。 肺を満たす空気。 赤く染められたこの空間でも、今の空気はとてもありがたい。 水の中にずっと潜っていたような感覚。 いや、実際ほとんど呼吸出来ていない状態だったわけだからその通りだが。

 自分と赤の少女の口の間で未だに繋げる糸を払う。
 冷静に目的を呼び起こす。 そうだ、冷静に。 オーバーヒートした脳を必死に理屈でクールダウン。


「よ、良し、血は渡した。 これで契約は完了だ。 ・・・・・・なんだ」

 少女は最初から最後まで首をふりふり。

「渡ってないわよ。 飲んだじゃない、貴方」
「あっ・・・・・・」

 少女は動かず少年の上。 にこやかに失笑を漏らしながら、

「もう一回ね。 まったく、頑張らないとどんどん奥まで侵すわよ」
「いや、僕は・・・・・・」
「ふふ、『僕』になってるわよ。 さぁ『二闘流』、覚悟なさい?」


 しばし、二人して見詰め合い、今度はどちらともなく唇を重ねる。
 さっきよりもより深く、お互いを重ねながら。


   *   *   *


 黄金よりなお眩き破滅の閃光。
 だがそれは、闇より昏き、血の赤によって飲み込まれた。 そして。

 ――血の赤を打ち破り出でたるは、断罪の鋼刃

「それは、鉄の意志を以って鍛えられし究極の鋼」

 ――何度倒れようが、必ず立ち上がり勝利す不屈の鋼神

 その名を

「汝、気高き刃、デモンベイン!!」


   *   *   *


「馬鹿なッ! 何故貴様が現れる!? 何故、何故消えないッ!?」
「慌てるなアウグストゥスッ! このデモンベイン・・・」
「・・・・・・うむ、先程の彼奴とは全くの別物」

 逆十字に戦慄が走る。 殺した筈の宿敵。 壊した筈の鬼械神。 何故生きている? そして、先程とは桁違いの、この威圧感は何だ。


「それは当然よ」

 戦場に場違いな筈の澄んだ声。


「はっ! 何が変わったか知らないけどネ、結局6対1は変わらないわよ!」
「その通りだグズ野郎。 のこのこ出てきたことを後悔させてやるぜぇ?」
「デモンベイン・・・・・・、殺ォォスッ」

 激高するアンチクロス。 彼らは知っているだろうか、その激高を起こす要因を。 恐怖を。


「九朔、あなたもアンチクロスも勘違いをしているのよ」
「な、馴れ馴れしく名で呼ぶなっ!」

 ふぅ、と溜め息吐きながら呟く。

「デモンベインは人と魔導書と鬼械神、三位一体となってこそ無敵のデウス・エクス・マキナ。 さっきまでの紛いモノと一緒にしてもらっては、困るわ」

「チィィッ! うざいんだよぉ、何度も何度も何度もぉぉっ!!」

 ロードビヤーキーから放たれし光弾、系6発。 回避も計算に入れての乱れ撃ち。
 だが、

「なっ!?」

 上昇、後退、急下降。 着地。
 爆砕する大気とともに巨体にあるまじき、いや、物理法則を完全に無視した機動で離れたビルの屋上に立つ一機の巨神。


 目に光が宿る。 それは邪悪を射抜く水銀の瞳。
 腕に力が篭る。 それは邪悪を滅ぼす鋼の剣。

 足の翼が羽撃たく。 世界を駆ける飛翔の翼。

 立ちはだかる6鬼を射抜き、剣を構え、翼を広げ、鉄風雷火を騎士は往く。


「デモンベイン・トゥーソード。 いざ、・・・・・・参るッ!!」


   *   *   *

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