空色妄言ゴシックブルー - しにがみのバラッド。 1 レビュー

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■[ライトノベル感想]しにがみのバラッド。 1 レビュー はてなブックマークに追加カウント タグ:締めスライド閉め

やさしい心を持った出自不明の死神が視点。
死神の活躍ではなく、中心におかれた人の生と死をメインとした物語。
寓話というよりは、少し寂しめのポエム調。

命の流れ、死んでいく命は止められない。
それはとても哀しいこと。
それはとても悲しいこと。
命を運ぶ死神に、だから心は必要無い。

でも、それでもこのココロは、感じることを止められない。

失われる命は止められない。
ならばせめて、その命が、その命に関わるものに何かを遺せるよう。
小さな奇跡を。
心尽くしの優しい奇跡を。

しにがみのバラッド。


オンライン書店ビーケーワン:しにがみのバラッド。
こういうの、割と好き。
お気に入りは「傷跡の花。」と「あの日、空を見てた女の子。」

アダルトチルドレンな死に方多分オーバードーズな主人公が命を肯定する物語。
祝福された世界に生かされた少女が現実に全てを奪われる物語。
死(かこ)から生(げんじつ)へ。
生(げんじつ)から死(そのさき)へ。

この二つは掲載順じゃないとしたら編集の技。
こういう順番でやると幸福度と絶望度の累乗効果ってやつですな。


9巻まで出てるけど、多分この一巻が全体の集合みたいなもんだろうなーと漠然と思ったり。
機会があったら続編読んでみたいかも。
意味不明に「揺り籠から墓場まで」ってフレーズが浮ぶのは何故だ。

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